FC2ブログ
 
■プロフィール

桐屋四代目

Author:桐屋四代目
桐屋田中四代目
株式会社タナカ
代表取締役 田中雅一
天秤座 B型
ショールームでお目にかかりましょう

■最近の記事
■最近のコメント

■最近のトラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリー
■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
第54回日本伝統工芸展
matuzaki.jpg

18日に三越本店の第54回日本伝統工芸展へ行く。
実は弊社工房で桐箪笥仕上げの仕事をしている松崎森平君が漆芸部門で入選したのだ。
快挙である。美大講師と桐箪笥職人を掛け持ちながら重ねた努力は並々なあらぬものがあったことだろう。
20070920112130.jpg

会場の三越本店には溢れんばかりにお客様がおられ、作品も人間国宝のものをはじめ日本の工芸の最新且つ最高峰のものが一同に展示されていた。
工芸の世界は厳しい。芸能・スポーツと同様、工芸一本で食える人はほんの一握りだ。それでもその道を志し研鑽を重ねる若者もいるのだ。

ところで、会場から後にするときハタと考えた。
現状、桐箪笥の世界はどうなのだろうかと。
伝統工芸とはいえ、今まで伝統工芸展や日展などに桐箪笥職人が入選した話など聞いたことがない。
日本の工芸はすべからくピンキリになると思う。
時代性と顧客ニーズにあったデザイン・価格を実現したものか、芸を極めた最高級品のいずれかしか残らないと思う。
現状はどっちつかずといわざるをえない。
技術の向上・新商品企画・コストダウンと相反する課題を実現していくのは大変なことだが、それなくして後世へ伝統を伝えていくことなど出来ないのではないかと思っている。

スポンサーサイト
百貨店にて | 13:50:47 | Trackback(1) | Comments(0)