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桐屋四代目

Author:桐屋四代目
桐屋田中四代目
株式会社タナカ
代表取締役 田中雅一
天秤座 B型
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桐の魅力について(4)
桐の魅力その4は火災に強いといわれることだ

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桐は火災に強いといわれる。
が、幼い頃自宅に桐箪笥の工場があり常日頃から桐の木に触れる生活をしてきた
私が長じて「桐は燃えにくい」と聞いた時わが耳を疑った。
体験的に桐が燃えにくいなどという記憶は全くなく、自宅の風呂釜で桐の端材を
良く燃やした。

ところが、あちこちで実際不幸にしてご本人または身近で火災にあわれた
お客様に「火災にあったが桐箪笥の中身が無事だった」というお話をよく聞く。
すなわちこれは多くの事実の積み重ねで語り継がれてきた事なのだ。
多分これも絶対的ではなく相対的なことで、他の素材の家具がフラッシュ構造などで
スカスカなつくりなのが多いのに対して、昔ながら真面目に無垢材を使う桐箪笥は
他の家具よりはるかに燃えにくいのは間違いない。

よく「桐は発火点が高い」とか「着火点が高い」などむちゃくちゃなことをいう人もいる
がその様な事実はない。
しかし、熱の伝導率は非常に低いため、熱が伝わりにくく、しかも狂いにくいので
中身を火災から守ってくれることに繫がっていると思う。

かような桐にまつわる都市伝説のようなものは、他にも水害に強いなどいろいろある。
そんなことは桐箪笥の業者だけが言いふらしているわけではない。
それは、それだけ桐が長い年月日本人の暮らしに根付き、暮らしの中で愛されてきた
かの証だと思う。
日本人は本当に桐が好きなのだ。

つづく・・・




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桐の魅力について | 18:11:16 | Trackback(0) | Comments(0)
桐の魅力について(3)
桐の魅力その3は物の保管力についてだ

桐箪笥は湿気に強く着物などの保管に良いといわれる。
このことは他の多くの桐箪笥に携わる会社のHPで言い尽くされて
いると思うので、さらっと触れたい。

桐箪笥が物の保管に優れているということは、実際問題として体験的
なものであり長い歴史のなかで自然と語り継がれている事実である。
但しこれは、相対的なものであり、絶対的なことでは無い。
だから、桐箪笥の中にさえ着物を入れればお手入れも要らない、などと
いうことは断じてない。ただ桐以外の家具に保管したり或いはクローゼットに
入れておくよりは遥かに安心できる。

桐の保管の効用については科学的にはいろいろ研究もされている方も
おられると思うので私見を一つ。

桐の性質上物の保管に明らかに優れているという科学的根拠は次の2点だと思う。

①著しく収縮率が低いこと
これは要するに狂いが少ない為抽斗の隙間を小さく作れるということである。
従って外気を遮断でき、湿気などから中身を守るということである。
但しこれは充分乾燥させることが必要なので、やはり品質の良い桐箪笥に入れる
必要がある。=桐でありさえすればいいということは無い!

②木材のもつ恒湿性が桐が一番高いこと
木には箱状にした場合内部の湿度を一定に保つ効果がある。
これを恒湿性と呼ぶそうだが、この機能は比重の軽い木ほど高いらしい。
従って国産材で一番軽い桐が湿度調整機能が一番高いということとなる。
物の保管には適度な湿度が一定の保たれていることが、重要だそうだ。


尚、収縮率等の具体的数値は弊社ショールーム内「桐の博物館」に掲示してます。
つづく・・・・




桐の魅力について | 10:35:20 | Trackback(0) | Comments(0)
桐の魅力について(2)

桐の魅力の第二は環境に優しい素材だということである。

古来「女の子が生まれると庭に桐の木を植えて婚礼に備えるなどと
いう言い伝えが日本各地であった。
今でもその習慣が残っている地域もある。
それは桐が僅か20年程度で箪笥などの材料として使える大きさになるということで、
いかに桐の木の生長が早いかということをあらわしている。

桐の箪笥は日本で人口が激増した江戸の元禄期に爆発的に広まったといわれる。
鎖国で少資源国日本でその需要を満たすには成長が早いため再生産が可能で、
しかもリフォームも出来て長く使える桐が最適だったと推測できる。

再生産に長い年月が必要な他の多くの木材、或いは再生不可能な熱帯樹林を
大量の伐採し短期間で消費している現状を考えれば、桐は何と環境に優しい素材
であろうか。

地球温暖化も桐をもっと多くの人が使うことで少しは歯止めとなろう。
桐を最も良く知り、使ってきた私達日本人がもっと桐の魅力を伝え広めていかなければ
ならないと思っている。

などと、ちょっと偉そうなこと書いてみました。つづく・・・・・・




桐の魅力について | 15:59:09 | Trackback(0) | Comments(0)
桐の魅力について(1)

手前味噌な話となるが、長年にわたり「桐」という素材を扱ってこれて本当に良かったと思う。
そんな「桐」の魅力について少し書いてみたいと思う。

博物館

▲弊社「桐の博物館」内

まず、その第一は桐の軽さである。
桐のその軽さはただごとでは無い。

桐は国内で産出される木の中で圧倒的の比重が軽く、世界的にみても、桐より軽い木は模型などで使われるバルサ材などごく僅かである。
だから、桐箪笥屋などで働いていると他の欅や楢などの家具を扱うのを嫌う。それは重いからである。

無垢材に値打ちがあるのは桐以外でも同じだが、桐以外の木は重いので動かすのも一苦労である。
もちろんその反面柔らかいという、デメリットもあるが用途を考えて製品開発していけば、更に使用範囲は増えていく可能性大である。

弊社のベストセラーの「正座椅子」もお客様に喜ばれる最大の理由はやはり軽さである。
正座椅子

ちなみに桐の魅力については弊社本社内にある「桐の博物館」にきて頂くと更にご理解いただけると思う。

桐の魅力については今後も少しづつ書いていきたいと思う。つづく・・・




桐の魅力について | 09:57:45 | Trackback(0) | Comments(0)
海外よりお客様
今日はロンドンの雑誌記者の方がショールームにお見えになった。
英語はもともと得意ではない上、何年も使わずにすっかり錆びつき
応対は冷や汗もんだった。
しかし、桐のことをよくご存知でびっくりした。
桐の軽さ、火に強い特性や楽器にも使われることなど良く知っていた。
欧米では桐はあるにはあるが、殆ど生活に利用されない為、桐に
興味を持つ人は普通はよほどの日本通の方だけだ。
ともあれ、自分の雑誌の記事ができたら送る(たぶんそう言ったと思う)
そうなので、少し楽しみにしてる。
日本の文化に関心を持つ海外の方が少しは増えてきたのでしょうか?

ショールーム情報 | 18:36:39 | Trackback(0) | Comments(0)
天気のせい?
昨日の東京は雨。今日は晴れたけど風が強くひどく寒い。
せっかくの連休なのに天気がすぐれない。
今日はお取引先のお客様がショールームに遠方よりお見えになったが、
寒いときて頂くお客様も大変だ。
むろん雪でないだけましかもしれないが、きょうび家具なんて慌てて買う
必要もないのか天気がよくないと商売にも響いてしまう。
あしたは晴れますように・・・・・


テーマ:雑記 - ジャンル:ブログ

未分類 | 17:18:23 | Trackback(0) | Comments(0)
百貨店の家具バーゲンについて
1月2月はお取引先百貨店の家具バーゲンが目白押しでてんやわんやとなる。
苦労して準備して商品も仕込んで良い品を安くと努力してなお、巷間言われる
様に「百貨店は高いから買わない」などと言われてしまえば立つ瀬がない。
そこで巷間言われる百貨店に関する誤った常識について書いてみたいと思う。

①百貨店は高い?(建物の高さではなく価格)

百貨店では、家具に限らずその業界で一流といわれるもの、信頼度が高いといわれる
ものが扱われている。
だから、価格が高いのではなく価格がある意味、適正なのである。
我々が百貨店との交渉で一番に問われること・・・それは価格が適正か否かである
そこが利潤(利益率)を最優先で考える専門店との違いだ。これは多分業種によら
ずそうだと思う。
特に、最近大手の家具専門店では中国・東南アジア等よりの開発輸入の商品が増え、
一見消費者からみて安く見えようが、こちらから言わせれば当たり前の価格だ。
無論だからといって物が悪いなどという事はない。
ただそのことをお客様が充分理解した上買っているかどうかは大いに疑問だと思う。
また、メーカーに対し圧倒的購買力を以って圧力をかけ、他店に競合商品を出させ
ないようにした上での国内最低価格保証など安さを担保するものではまるでない。
ここの部分が家具と家電専門店との違いである。
むしろアフターを考えれば百貨店のが安いのにと思うことは多だある。

②百貨店は値引きしない?

これもよくお客様から言われる度「えーっ!」と叫びたくなることがある。
まずどこの百貨店でもカード割引があるし外商優待もある。
また、家具のように単価の高いものはバーゲン期間などは必ず何がしかの優待が
あるのが普通である。
また、交渉で安くなる場合だってある。
しかもそれらを合わせ技で使えることだってある。
実際お客様の実購買価格は正札よりもかなり安くなっているのが現状だ。
従って、うまく使えば百貨店だって結構安く買えるのだ。

家具は長く使うもの。先入観をなくし自分の目でみて比較してじっくり選ぶことが
肝要かと思う。
是非家具のご購入の際は百貨店の方もご覧頂きたい。

尚、催事スケジュールは新着情報をご覧下さい。

百貨店にて | 12:25:10 | Trackback(0) | Comments(0)
年の初めにあたり
あけましておめでとうございます
今日より弊社も仕事初めです。

ところで、正月日経等新聞を読んでいると、日本の国力の低下についていろいろ書かれていた。経済成長率が低下し、円の威信は低下し、更には中国・インド・ロシア等の経済成長により日本の相対的地位が下がり、豊かさを享受できなくなる等等。

でもよく考えてみるとそれってそんなに悪いことなの?って思ってしまう。
バブルの頃、世界第二位の経済大国といわれていても実態は、海外でブランド品を買いあさり、不動産を買占め世界の顰蹙をかっていただけじゃん。
グローバルスタンダードのなかで経済成長を遂げたって、豊かさを享受するのは一部の者だけじゃん・・・・・・などと思ってしまう。
偉そうなことはいえないけど、そろそろ日本も金銭的価値観ばかり追うんじゃなくて、生活の質を高めたり、文化・伝統を大事にしたりといったベクトルに向かうのではないだろうか。
そうすれば、僕ら日本の伝統を扱う者はきっともっと見直されてくるはずだ・・・・
なーんて初夢のようなお話から今年もスタートします。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

テーマ:雑記 - ジャンル:ブログ

未分類 | 15:24:34 | Trackback(0) | Comments(0)

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